迫撃砲

どこまでも奥の深いマイクロ

 

試合開始から試合終了まで、これを適切にできればどこまでも上に行ける

 

どこかで書いた焼き直し、の前に少し昔話

 

約1年よりさらに前、高級戦車を出すのではなく、中級戦車と歩兵を並べて戦線を突破するというのはそのころの主流だった

ひとたび平原にでれば、Mig-27(当時はM1A2をほぼ確殺していた)やHornetといった攻撃機に蹂躙されてしまう高級戦車が後ろで構えるというのはごく自然といえた

しかし、その後、自軍戦車をsmokeで覆うというMicroが発見される

これがWGにおける大きな転換点であった

smoke microによって高級戦車を平原でも守ることができるようになったとき、このゲームの高級戦車は前線に立ち続け、その攻撃力と防御力を存分に発揮できるようになったのだ

それは同時に、中級戦車ドクトリンが完全に打ち砕かれた瞬間であった

それだけではない

ATGMによる飽和攻撃、攻撃機による特攻、ヘリラッシュによるスナイプ、

これらはすべてsmokeによって解決可能な問題となってしまったのだ

 

高級戦車の価値

 

高価な戦車や枚数が出ないAAなどの失いたくないユニットを使う場合、多くの人はそれを隠ぺいするために森林や林を利用する。

それは敵のATGM plane/helicopterの攻撃を避けるため、または誘導/無誘導弾による爆撃を避けるためである。

一方でWargameのマップはどこにでも森があるわけではない。

マップによっては森がほとんど存在しないマップもあれば、セクター確保のために平原地帯に出なければならない時もある。

マップの重要拠点が戦車の火力支援を必要とし、そのために敵の視界に入る必要がある場合もある。

 

こうした時、あなたはどうするだろうか。

 

当然平原に無防備にさらされた高級戦車やAAには爆撃機や攻撃機が容赦なくやってくる。

もしそれによってあなたが前線の火力支援を失えば、その戦線は維持不能なものになるだろう。

ならば森の周辺で消極的に撃ち合うにとどまり、戦力を可能な限り平原に出さないようにするだろうか。

これは間違ってはいないがよい選択肢ではない。

なぜなら、限定された範囲で戦うということは有利なポジションの放棄であり、追撃行為の放棄であり、爆撃や砲撃に対して非常に脆弱になるということだからである。

 

平原で無防備なChallenger2

遮蔽のない平原に佇む高級戦車は格好の餌である

 

コンクエストはセクタの争奪戦であり、戦力の押し引きが存在するため、追撃戦や有利なポジションの確保、そして多少無理な戦線の押し上げも必要になる

デストラクションは彼我の兵器の破壊が目的なので、引きこもって砲撃する行為は黙認される。

しかし、限られた範囲でしか戦えないことは爆撃やクラスター、ナパームなどによる制圧攻撃によって被害を受けやすくなる

 

 

高級戦車の価値というのは一言では語れない

ただ一つ言えるのは、みな高級戦車を撃破するために多大な労力とポイントを使うということだ。

 

それを迫撃砲一台で守れるならこれよりコストパフォーマンスに優れたことはないだろう

 

迫撃砲

 

簡易な構造からなる火砲で、高い射角をとることから砲弾は大きく湾曲した曲射弾道を描く。少人数で運用でき操作も比較的簡便なため、砲兵ではなく歩兵の装備であることが一般的で、最前線の戦闘部隊にとっては数少ない間接照準による直協支援火器の一つである(Wikipediaより)

榴弾砲に比べ射程が短いが、一台で4~5発の榴弾を短時間に叩き込むことができる。
シフトキーで砲撃後の陣地転換が捗る。(Wargame:RD wikiより)

 

Wargameにおいて迫撃砲の役割は2種類ある

  1. 榴弾による軟目標に対する火力支援/状態異常付与
  2. 煙幕による射線カット/目標隠蔽

 

さて最近smokeを使うということが知れ渡ってきたようだが、Wargameにおいては実は後者の役割のほうが圧倒的に重要であることを再度強調しておきたい。

まずはsmokeという仕様についておさらい

  1. Smoke内に隠れている(発砲していない)ユニットはsmoke外のユニットから視認されない
  2. ユニットがsmokeに覆われた場合/ユニットの射線がsmokeによってふさがれた場合、視界が通らなくなる
  3. ユニットが視認された状態でも攻撃方向から視界が通っていなければ攻撃されない(攻撃機のF&Fミサイル等々)←NEW!(NationPackDLCの時にそうなったはず)

 

  • 敵の射線や視界をふさぐスモーク

 

 

 

視界と射線を塞がれるMaglan。市街地から出ると即死するので動けない

Hafizは超長射程ATGM車両だが、視界を塞がれては距離を詰めざるを得ない

 

<メリット>

隠したい火力が歩兵などの移動中に無防備な戦力の場合に有効

特に、市街地の歩兵は射線を確保するために市街地から出ると反撃で撃破されるリスクが高いため、これが有効である

要は固定目標からの射線を切ることができる

<デメリット>

こちらからも射線が通らなくなるため攻撃/撃破できない(コレが致命的)

相手側が機動戦力であれば、スモークを抜けてくれば攻撃可能になる上、攻撃されるタイミングが読めなくなる

 

  • 自軍戦車の前方、後方に展開するスモーク

 

戦車戦をする際には必須のマイクロ

前方に展開する場合には、煙幕よりさらに前方の視界をきちんと確保する必要がある

スポットされていない状態で砲撃戦に突入すれば、わずかに先手を取ることができ、かつ勝負するかしないかは自分に選択権がある

追撃時にはスモークが前にある分追いやすく、カウンターで失いにくくなるため、攻撃的なオプションを取りやすい

 

 

 

自軍の戦車の正面に展開するため、戦車で視界は取れなくなる

相手からはどのタイミングで出てくるのか確認ができない

視界さえ取れていれば先手で射撃が可能

相手側に展開するより手前の自戦車前方に展開するほうが早い

 

 

後方に展開する場合は、砲戦時に積極的に前に出るのではなく、前に出てくる敵を迎え撃つことになる

これは決して消極的なのではなく、側面の安全が確保しづらい場合にそのポジションで戦うために用いられる

状況によりスモークの位置を前に出せば積極策に移ることができる

 

すぐ後ろに展開していれば後退して隠蔽することは容易だ

 

 

とはいっても前方と後方、細かい違いはあれど、両者に本質的な違いはない。

スマートに現在戦車がいる位置、または進行方向予測位置にスモークを展開するほうがよっぽど楽で実践的だ

 

あとはこのスモークの中を前後するだけである

 

ただし、スモークの中に馬鹿正直に戦車を放置していると、クラスター等の的になるので注意しなければいけない

 

 

  • ユニットを隠すスモーク

 

一般的にスモークが展開される場合、そこを軸として何かしらのアクションが起きる。たとえば偵察やATGMを密かに展開したい場合、CVの位置を知られずに展開したい場合、などである

これらは基本的に重砲や軽砲に焼かれないためだが、例えば重装甲のCVを無理やりセクターに展開したいときにもスモークは機能する

 

平原真っ只中だが完全に隠蔽されている

明らかに何かが存在していることはわかるが、TankCVの場合爆撃しても効果がないことが多い

 

 

  • ブラフスモーク

 

有利なポイントがある以上初動の動きというのはどのマップもある程度テンプレート化されている。スモークが展開されるということは殆どの場合においてそこが戦場になる

それを逆手にとって戦力配分を誤認させることができる

 

主力はDeltaには向かっていないため本来はDeltaに向かってSmokeを展開する必要はない

ただし相手の潜在意識をこちらに向けさせることでミスリードを誘える

 

  • 中間砲火力としての迫撃砲

 

smokeを迅速に展開できる一方で、迫撃砲には火力支援としての役割も存在する。

120mm級迫撃砲やbasilek、Amos、Macmatなどは非装甲、軽装甲ユニットに対して高い制圧能力を持つため、2-3両をスタックさせて砲撃すればたちまちスタンさせ、耐久地を削ることがきでる。スタンしたユニットの命中率、リロード速度は大きく低下するため、前線の交戦前に相手をスタンさせておくことは自軍にとって大きな優位となる

またAAは軽装甲かつ足が遅いものが多く、枚数も出ない。航空機やヘリを飛ばした際に位置を割り出し、即砲撃を浴びせれば、AAのこまめな移動をしないプレイヤーにとって有効打となる

狭い森林戦で、敵側が歩兵に偏った編成をしている場合は迫撃砲を打ち込むことで優位を取ることができる

ただしFOBには注意しなければいけない

 

  • 迫撃砲に補給を出すべきか否か

 

サプライコストによって補給できる弾薬量と、迫撃砲ユニットをもう1台出す場合、大体の場合後者のほうがコストが安い。

もしあなたがFOBを保有している/使用可能であるならばサプライユニットで補給しよう

もしあなたがFOBを保有していない/使用不可能であるならば新しく迫撃ユニットを出そう

サプライで補給するのと迫撃ユニットを新たに出す場合を比較した後者のメリットとしては、コストが安いこと以外に砲門数が増えるということもある。砲門数が増えれば増えるほどsmokeの密度と展開速度が上がり、榴弾砲としての火力も上昇する